ヨコハマ　ハリ・マッサージ　アベニュー

何年ぶりのことでしょう・・・

こんなにも肉をガッツリ食ったのは。

行って来ましたのは蓬莱町にある

焼肉屋「みらく」。

たまたま偶然見付けたこの店

すごいです，とにかくこの焼肉屋！

通りの10メーター先からも匂って

来るほどにもう煙がモクモク辺りを

漂ってます。

今時あるでしょうか，こんなの？

店の入り口に立つとさらに凄く

足を踏み入れればそこはもうスモーク・パラダイス・・・・。今では焼肉屋と言ったら無煙ガスコンロ

が当たり前になりましたが，ここはそんなもんはなく，頑固に七輪焼きです。昭和の香りがそのまま。

ここだけ時代が変わっとらんのですなぁ・・。



これはタン塩。ネギがちっと乗ってて網に載せて焼きますと，炭が近い割には焦げる感じもなく

火を通すのにはじっくり待たねばなりません。今時ありがちなさっと火で炙ってレモン絞って

すぐ食う，って感じではないのですね。これはかなり肉厚切で，食感が見事。芯がほんの

りレアーって位ででも両面しっかり焼いてから食べるのが旨いです。なんかちゃんとタン塩

食ったぞぉーって感じで満足。



こちらは骨付きカルビと上ミノ，それにロースです。しばらく焼肉なんて食べてなかったので

ミノさんとは久しぶりのご対面。いやぁ～，このミノ美味かったです。コリコリの食感なのに

以外にやっこく味は深みあり，って感じ。ロースは上・特上をパスしてあえて並のロースに。

でもこれで充分ウマイのです。赤身の臭味はまったくなくジューシーで味付けは過不足なくっ

て塩梅。いい仕事してます。

骨付きカルビは肉の部分は旨みタップリで言う事なし。そんでもってあとは骨にへばり付いた

スジの部分を炭火のちょっと弱いとこ探して辛抱強く焼いてきます。するとだんだん骨から剥がれ

易くなり柔らかくなって来ます。これが実に味わい深くってタマリマセン。



しかしまぁこの凄いです，煙って煙って！　焼き進めて行くと網に焦げ付いたタレが炭化して

モクモクして来ます。最近のスマートな焼肉店とは違っておばちゃんはすぐには網を換えては

くれません。フロアーはおばちゃん2人で仕切ってますが，なんせこの煙の中，しかも幾つもの

七輪が熱を出して，おばちゃんたちは正に額に汗して働いてます。従業員もお客も必死(？)で

焼肉と格闘。みな真剣です。

写真はなんかソフトフォーカスみたいに写ってますが，これ煙のせい。なんせ２メートル先にいる

おばちゃんが霞んで見えるのですから。この店に来る時は服装も考えなければなりません。

いいじゃありませんかこの昭和レトロな感じ。食事は舞台装置も重要。でもこの店ただ当たり

前に昔のまんま，でいるだけなんですね。



調子に乗ってビールのお替りにカルビの追加，ついでにユッケ(生肉食ったのホントいつ以来？)を

注文。後で女房に怒られました。反せー・・・。だって夏休みまで我が家は緊縮財政だったハズ。

いけませんねぇ。どっかで帳尻合わせしませんと。

しかしウマカッタデスなぁー久しぶりの焼肉。まったく罪深く焼肉屋です，こんなに美味いなんて。