ヨコハマ　ハリ・マッサージ　アベニュー

一体なんですか，ってコレ

こども雑誌の付録でして。

「なんちゃらカンチャラ

戦隊なんとかジャー」だっ

たか，「仮面ライダー

なんチャラー」だったっけ？

まぁウチのセガレも

そんな戦いモノに入れ込む

お年齢になりさったワケ

でして。この頃の戦闘モノは，仕方なく付き合って女房が撮りためしたビデオとか見てますと

もうやたらめったら銃だの剣だの武器モノが出て来まして，我々の頃とは大分事情が

違っております。あとビックリなのは，乗り物モノが大概出て来て，コトもあろうにこれらが

最後は大合体！して巨大ロボに変身。（あんなに図体デカかったら動けなくって負けちまうだろう）

まぁー大げさ。しかもよく解んないのは，みな「カード・メモリー」とかを使いこなして

変体変身を何度も繰り返し，その度に強くなってきますンでんすよ。

わたしもガキんちょの頃，仮面ライダーとか見たくちですが，ついてけねぇーっ。

まぁそれぁそうか，40代だもんなぁー。

で冒頭のお写真なんですが，子供雑誌の付録です，それを私に作れと息子が申します。

もうそれこそ四十年ぶりくらいに挑戦したのですが・・・，これがもう複雑怪奇！

確かに40年という歳月はすべての物に進化を施すようです。

しかしこれ，細かいのなんのって，まず切り取り線から付録の紙を破かず抜き取るのが

さぁー大変。それがやっと出来たかと思えば今度は各パーツの組み立てなんですが

ひとつでも順番間違えようもんなら後々必ずつじつまが合わなくなります。

取説と睨めっこしつつ間違え後戻りする事幾多，辛抱強く待ち続けるセガレの眼も眠たげに

なった頃，ようやく完成したのが上の写真です。


ああぁぁ・・・，しんどかったぁー。やっとお仕舞い。ヤレヤレだ。参ったぜ。

しかし感心するのは，こんな子供の付録にはそれを作るデザイナーさんがいるのでしょう

毎回子供をワクワクさせ飽きさせないため，たくさんの知恵を日々絞っている事なんでしょうね。

まったく頭の下がる思いがすと同時に，複雑なのもほどほどに，とも思います。

だいたい子供たちが作れないくらい難しくなったら意味ないじゃん・・・・・なんて

思ってたら，それはどうやらオッサンの余計な心配なんですよね。

子供は大人の様に固定観念に縛られてないので発想が自由だし，我々が思っているより

知恵が働くのですよね。

先日息子がなんかの景品で貰った図工パズルと言うのでしょうか，をやってました。

小さなプラスチックの長方形や直角の形をした幾つかのピースを平面で組み合わせて

最終的には正方形にする，と言うやつです。

まさか出来んだうろ，と思ってみていると，けっこう簡単に作り上げてしまいました。

試しにバラバラにしてもう一度やらせたらまたも簡単に・・・。

女房とふたり今度は我々親が参戦したのですが・・・これが完成できないのです。

どうしても最後のピースがはまり切れません。

息子にコツを訊いてやるのだがこれでも出来ない・・。　ああどうして？

子供の頭の柔らかさ，自由さ。それに比べ，もうこの年になれば気付かなくとも

経験則に沿った定型の解決方法しか導き出せない，なんて言う現実を見せ付けられた

思いです。

人は誰でも過去の，それも成功体験に強く依存した考え方にしがみ付いているのでしょう。

それから自由になるには，たまには大ゴケするのも悪くないかなぁ・・・なんて思う

今日の午後でした・・・マル