ヨコハマ　ハリ・マッサージ　アベニュー

今回は我家の金魚鉢に

居候中のタニシくんを

紹介したいと思います。

彼，いつの間にか

住み着いてたんです。

不思議です

とっても不思議です。

いったいどこから

やって来たんでしょう？

買って来た水草にくっ付いて来たのか・・・・だとしたらタマゴの状態で？　謎は深まるばかり。

だいたいタニシって卵から孵るのでしょうか知りませんし。

でもなんかウレシイです，ちっちゃな金魚鉢のちっちゃなビオトープのような世界。

気が付くと生命があふれてて自然の摂理で調和がとれている・・・・なんかそんな世界がいちばん

平和で，肩がこらず，妙にがんばってなくって，考えることなく考えて普通でいられる・・・・

人間で言えば昔タヒチに逃れたゴーギャンみたいな感じかなぁ。ああ妙な例えかな。

ヘンですねわたし。疲れているのでしょうか？　いやいやそんな事ありません。

わたし金魚鉢のちっぽけな世界見て感心してるんです。みんなその中（と言っても生きてるのは

きんぎょとタニシとわずかな水草，それにあと無数のバクテリア？）で気負うことなく

ちゃんと生きているのですから。

「これでいいのだぁ」なんてフレーズが浮かんできます。

タニシって排水溝の近くでもよく見かけ別に水の中でなくとも生きていけるのですね。

それと飼ってみて初めて知ったのですがこいつ泳ぐんですよ。体を逆さまにしてスイスイけっこう

速く泳げるんですね。それに見てると時々金魚のエサ食ってます。そう彼「肉食系」なんです。

面白いのはそうして見つけたエサをタニシが食おうとしてると自分が残したにも拘らず他人（？）に

横取りされるのは気分がよろしくないのか金魚猛然と取り返そうとします。金魚から比べたら

ずっと動きの鈍い多分目も無いタニシがやっと見つけたエサを金魚くんは奪い取るのです。

ああシビアな世界！　なんだ，ぜんぜんのんきな世界なんかじゃないじゃないかぁ。

そう，自然界ってきびしいんですね。金魚鉢覗いて「おまえらはのんきでいいな」なんて無責任な

こと人間の勝手で言っちゃいけません。

こうしてちっぽけな世界のちっちゃな生き物たちがそれぞれ懸命に生きてる姿毎日眺めていると

なんだか情といいましょうか，妙な感情がわいて来ます。家に帰って来るとつい

「お，元気かぁ」なんて話しかけてます。彼らがよく動いてるとこちらもうれしい気分になれます。

まぁなんでしょうか，ちっぽけな世界でちっぽけな幸せ感じるちっぽけな男のちっぽけな人生・・・

そんなとこでしょうか。　　ああ今晩も好きなビールちびっと飲むかなぁぁぁぁ。