2011年01月18日

レモン・タルト

レモン・タルト

愛妻家のワタクシは,暇を見付けてはせっせと甘菓子作りに精を出すのです。

沼津の一件で,彼女の機嫌を損ねたので,挽回せねばなりません。なので作ってみたのが

初挑戦のレモン・タルト。タルトなんて物がこれまでやったことが無かったのですよ。

なんとなく,タルトって,やっぱプロが作るもの・・なんて先入観がありましたので。

しかし今回は特別な(?)理由でもって挑むのですから,特別な事を試みなければ・・・と言う次第で。


一年かけて生長してくれた我が家のレモン,ラストふたっつをまるまる使って見ます。

材料は先ずタルト生地から:常温に戻したバター58g,グラニュー糖30g,タマゴ20g(全卵でもよし)

                  アーモンド・プードル14g,薄力粉97g(なんでこんなに中途半端?)

                  ベーキングパウダー0.5g

作り方は:常温にて柔らかくなったバターをボールの中で練りながら砂糖を合わせて行きます。

これは適当でよし。次によく溶いたタマゴを少しずつ加えて行きます。一度にドバッと加えると

バターが分離する可能性あり。少し入れたらバター表面のヌメリがなくなるまでこねて,また

加える,と言う感じ。

後は残りの粉類を振るいながら加え,よく混ぜる。出来た生地はラップして一晩冷蔵庫で寝かせる。

ちなみにこの生地は18cmタルト型一回分の量です。でも少し余るかな。残ったのはクッキーにで

もしてみたら如何。あまり甘くないので,ふたつずつ間に何か甘いものでも挟んで。ジャムとか。

問題は伸ばしにあります。もたもたやってるとバターが再び溶けて来て扱いづらい。

私は粉振ってくっ付かない様にしちゃいましたが,多分サラダ油を薄く塗ったビニールの間に挟み

麺棒で厚さ3mmくらいに伸ばして行くのが賢いやり方でしょう。

上手く伸ばせたら,タルト型に乗せ,角を隙間の無いように敷き詰め,端は麺棒転がしカット。

これを170℃のオーブンで大体に30分。茶色くなるまで。それはお好みでしょうか。

ああ焼く前に,生地をフォーク等で穴あけする事。


次はレモン・フィリングの作り方。

材料は:タマゴ2個,薄力粉20g,グラニュー糖30g,牛乳120cc,レモン汁2個と皮(摩り下ろす)。

ボールの中でタマゴを溶いて砂糖を加え,大体それが溶ける位まで混ぜる。次に牛乳を加え,粉も

振るいながら加え混ぜ混ぜ。最後にレモン汁,その皮を入れたらお仕舞い。これだけ。

けっこうサラサラの汁だけど,これで大丈夫。

空焼きしておいたタルトに流して,170℃のオーブンで20分。

焼いてる間に卵白2個分とグラニュー糖30gを固めに泡立てて置きます。それを焼き上がった

タルトにてんこ盛りにして,今度は220℃に上げたオーブンで約10分。表面が色付いたらOK。

これで完成。
レモン・タルト

粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして召しあがれ。とてもレモンの酸味が爽やかな,ちょっと甘さ控え目

のレシピです。アメリカなどではよく作られるのですが,メレンゲの焼けたフンワリした食感が

楽しいパイです。タルト生地作りでちょっと手こずったたけど,まぁわりに簡単に出来上がる

スイーツだと思います。ただ3段階に分けて焼くのが面倒,と言う向きには,タルト生地と

レモン・フィリングを同時に焼いてしまってもいいようです。ちょうど同じオーブン温度だし。

それと卵白でが,これはけっこう冷凍に強く,他のケーキ・レシピでは卵黄のみ,なんてのが

多いので,取って置いて冷凍庫に仕舞っておけば,こんな時に解凍して直ぐ使えますよ。

是非一度お試しを。


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Posted by Brewman at 15:41│Comments(0)スイーツ
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