2010年05月13日

台湾旅行4

台湾旅行4

5月の2日,旅行の3日目。丸1日フリーは最後の日であります。

台湾は全土に温泉が湧き出ていて台北から近場の保養地も2つばかしあります。

その内のひとつ,新北投(シンペイトウ)にやって来ました。

ここは現在フェイツェンシェン茶房と言う宿坊レストラン兼茶室になってまして

元は20年代の日本統治時代,まぁ占領軍が湯に浸かってくつろぐ目的で作った

日本式の家屋です。何故か神風特攻隊も泊まったとか。

ですからこんな感じのいい露天風呂も付いてるのですが,レストランと宿泊はともかく

茶房の方は開店休業状態でして,我々が行くとわざわざカギを開けて営業開始する始末。

いやな予感的中で,まるでお茶の作法なぞ分ってない若い女性給仕さんが精一杯の笑顔で

チンプンカンプンなお茶を入れてくれて,それがもう渋くって二口と飲めないシロモノ。

お茶葉も発酵が進んだと言うよりは,単に古くってカビてんじゃないの?っ感じ。

完全に外れです。しかも前日より息子は咳が酷くなって,着いた途端熱を出しました。

なので湯にも浸からず宿にまっすぐタクシーで退散。

ああ,温泉はよさそうだったのになぁ・・・・・

台湾旅行4

と言うわけで,息子を女房と交代で看病して昼飯食いがてら街をちょこっと散策。

上の画像は着いた晩に撮影したもんですが,これお寺なんです。こんな街の雑踏の中に

一見みやげ物屋みたいにして収まっています。しかもここ弘法大師様も他の神様と一緒に

祀られています。統治下時代の日本軍が持って来たそうです。

でも今もまだいて拝んでもらっているのです。台湾の人って大らかですね。

こちらの人たちはみな親切です。旅行してて余り嫌な思いをしません。

しつこくものを売り付けたりもしないし,そうぼったりもしないんじゃないでしょうか。

大体において旅行しやすい国だと思います。

物価はかなりお安い。一元が約3円。だから換算もらく。街中でつゆソバが大体50元。

確かに日本のラーメンみたいに凝ってはいませんが,これで充分満足できます。

これに餃子でも付ければお腹はぱんぱん。しかもレベルは高いですから普通に。

台湾旅行4

通りはこんな漢字ばかしの縦看板が付いたビルが軒を連ねます。どのビルもみな古く

郊外の新地区以外は余り建て替えが進んでいません。まぁこれも情緒と考えれば

旅情を誘うのですが・・・。

感じとして70年代後半の日本を思い出させるかな。

バブル期以前のちょっと牧歌的な時代と言いましょうか,懐かしさがあります。

台湾旅行4

こんな感じの肉屋さんが当たり前に街中にまだ存在してます。多分,どんな部位のどんな肉を

欲しいか言えば,その場でチャチャッと使い慣れた包丁で切り分けてくれるんでしょうね。

ちょっと羨ましい気がします。

台湾旅行4

こんなワンワンがコロンと道端に寝そべってます。こちらの人たちは犬を散歩させる時

リードを余りしません。でも野良ちゃんも含め台湾の犬たちはえらく大人しいんですよね。

なんかこの顔,力抜けますね。



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Posted by Brewman at 16:10│Comments(0)旅行
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