2010年04月01日
ピルスナービール
わが家のビルスナービール,ようやく完成です。麦芽大麦の煮出しから始まった仕込から
大体3ヶ月ほど掛かったでしょうか。泡立ち充分,写真では結露で曇ってますが透明度はよく
色はピルスナーらしく淡い小麦色です。1か月位前まではドライポップが青臭くビールに
馴染んでない感じでしたが今はすでに全体のバランスの中に溶け込んでます。
今回麦芽を極力たん麗なものを選んだのでモルトの風味は軽いボディーになりましたが
コクは充分あり自分で言うのもなんですが飲み応えあり,です。
なんせラガービールなので保管してあるガレージ内の温度が高くならないうちに飲み切って
しまわないといけないのですが,気持ちとしては今後の酵母による味の変化を見ていってみたい
気もします。一般にビールは「鮮度が命」と思われがちですが,酵母が液体中に生きている限り
そう悪くなるものではなく,むしろ味は刻々と深まりを増していきます。そこには酵母が醸す
独特の旨味がビールに仕込まれていくのですね。最近では「エビスビール」が「長期熟成」などの
プレミィアムものを出してます。しかし既に酵母が取り除かれ常温で長く放置されたような
ものは確かに美味しくありませんが。
実は今回使ったビール酵母は「無濾過キリン・プレミィアム」をスーパーで買って来てビンの
底に溜まったおりを自分で培養して添加したモノです。キリンさん,無断転用ご免なさい。
でもあなた達は看板に偽り無くちゃんとしたビン詰め生ビールを作っていた事が証明されました。
おめでとう御座います!パチパチパチパチ・・・・(拍手のつもり)
このビール,確かにブレミィアムもので品物はいいのですが・・・
ちょっとモルトが甘ったるくってイケてません。
おんなじ酵母だけど勝ったかなぁぁ・・・なんて自己満足にふけってる今日この頃でした・・マル
Posted by Brewman at 14:27│Comments(0)
│ビール
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