2010年01月29日
商売道具
恥ずかしながら今回は
この手を紹介します。
言わずもがな私の手で
あります。
なかなかいい手相して
いるではありませんか。
いえいえそう言う話で
はありません。
仕事を始め駆け出しの
頃は指が痛くて痛くて仕方ありませんでしたが使い込んでいるうちにアレレ,いつの間にやら
関節が太くなってしまいました。そして手自体もなんだか大っきくなったのでは?なんてね。
そんな事あるのでしょうか。でも指圧師の手って大きい人多いと思いませんか。
手が商売道具の仕事ですから仕事では随分イジメルのですが普段は臆病なくらい大事にしてます。
私はそのせいか直ぐに他人の手も顔の次によく見てしまいます。特に手の甲にはその人の人柄が
よく表れる気がしてなりません。ここばかりはウソの付けない部位なんじゃないのかなぁ・・・・。
表に現れている人柄が手ならば,隠れているそれが「ツボ」だと思います。
それこそ千差万別,人によっていろいろです。私はそれをよくカギ穴に例えます。素直で簡単な
カギ穴もあれば難解なカギ穴もあり,するっと回るのもあればさび付いちゃってなかなかひねれない
のもあったりと。ですからそれに合わせてピッタリの「カギ」こしらえるのが我々指圧師の仕事です。
少々カギが違っても力任せに押し込めば空けられる錠前もあるでしょう。ですから私も駆け出しの
頃はとにかく毎日力任せに仕事してました。でもちゃんと上手く合わさるカギを作れればそれほど
力はいらないと思うようになりました。でも時にはカギ穴自体サビ付がすごくって力任せが必要な
事もあるので普段から自分の指イジメやってませんとね。
道具は使い込めば使い込むほど愛着が出ます。
でも自分の手に愛着なんてなんだからヘンですねェ~。
Posted by Brewman at 13:04│Comments(0)
│治療
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