ヨコハマ　ハリ・マッサージ　アベニュー

ブルグ１３で息子に付き合って

「トランスフォーマァーズ３」を見せられて

実は高所恐怖症のわたし･････

体に余計な力が入り過ぎたのか

すっかり肩こりになってしまった。

それと，余りのCGのすごさにビビって

しまったのも事実。

しかし息子達の世代は子供の頃から

こんなんのが当たり前で育って行くん

だよね。ああ，末恐ろしい・・・・・。

自分達頃は「スターウォーズ　エピソー

ド４」で大感激してたんだものね。

ほんと，セガレが大人になる頃には空を乗用車が走ってるかもなぁ･････。


けっこう長かった映画。終わってみればいい時間に，と言うより昼を食べるのにはちと遅くなって

しまった。

子供に付き合ったので，では今度はおとーちゃんに付き合いなさいと，いささか子供じみた

理屈で引っ張ってきたのは，関内のベアード「タップルーム」。

横浜住民なのに沼津のタップルームの方に行ってる回数のほうがずっと多いわたし。

あちらは２階のビアパブは大きく取った窓ガラスから漁港が見渡せいい気分です。

しかしながら今回初めて登った関内店の２階のダイニングも，これと言った景色は写真の通り

無いものの，都会の中にあっての何故か落ち着く穴場的な雰囲気を醸しています。

窓に向いたカウンター席はほぼ沼津のタップルームと同じで，木目の多い店内はなかなか

気分がいいのです。

一年前，初めて沼津で飲んだベアードは，にがにがキンキンの，中でも個性強烈なスタイルの

物を飲んでしまったようなのでした。確か飲んだのは････「帝国ＩPＡ」と「クールビーズピルス」

とかだったかな。前者は定番モノで後者は季節限定版。初体験ベアードは正に苦いものと

なりましたがな。

アメリカン･エールと言うジャンルをまったく知らなかった自分はたまげましたよ実際。

しかしあれから自分的新ジャンルを習得する機会を設け，いくらか判るようになった・・・かな？

まぁ，なにに限らず全方位になることありませんがな。好き嫌いはあっていい。

でもこのアメリカン･スタイル，と言うよりはウェストコースト･タイプのエールビール･････自分的に

言いますと，比較的若々しいヤンチャな元気の良さのある，柑橘系のホップが香りも苦味も

前面に主張したビールって，慣れてきたし，これもこれで悪くないなぁ･･と思い出したわたし。

そして何故かタップルームって，つい行ってみたくなっちゃう場所なんですね。


今回飲んだのはある意味，ベアードの定番中の定番「ライジングサン･ペールエール」です。

多分このメーカーさんで一番出ているお品なんじゃないでしょうか。

香りは実にフレッシュ感ほとばしる定番の柑橘系ホップでして，それ故オレンジジュース感覚で

飲み進めますが苦味はやや強め，しかしベアードの中では控えめな方でしょう。

香り苦味がバランス良くって，きっと潮の香りを浴びながら飲んだらサイコーでしょう。

沼津でもいいのですが，もしそれが西海岸のビーチを前にしてたら･･････なんて妄想も誘って

くれそうな，そんな気持ちのいいフレッシュ感のあるビール。モルトの美味さよりホップの特徴を

生かしたアメリカン･エールの王道的完成度を誇っていると思います。

これけっこう好きです。

これの他「島国スタウト」を飲みました。こちらはベアードにしては珍しくアルコール度低めで

フレンチローストくらいに焙煎したコーヒーを思わせる香りよと苦味が効いていて，喉越し辺りに

なって柑橘系のホップの存在感が現れて来ます。オレンジピール入りのチョコレートを連想させ

ないでもない憎さ。流石です。

定番モノでもこのふたつはバランスの取れた，万人受けするとまでは言えないものの，外せない

品ですね。

好みとして，醸造期間を多めに取った酵母の副産物が豊富なビールが嬉しいのですが，こうした

西海岸モノのようにパンチのあるビールってのもいいんだなぁぁ･･･ってようやく判って来た気の

するわたしでした。