2010年09月27日

富士の地ビール

富士の地ビール
九月の3連休の初日は

キャンプをして過ごし

明けて翌19日,では

撤収後どうしようか?

と女房に尋ねれば

「トーマスランドに行く?」

なんて抜かします。

過去に4度も行ってます。

もういよっ,て。

わたし行列が大の苦手。

大体うちのセガレ,実物大(?)のトーマスに出くわすと・・・・「おっきいトーマスこわい・・」

なんて言い出し,せっかく連れてってもさほど喜びません。せっかく渋滞かいくぐって遠出して

すかされる気分。

「ジョーダンじゃねぇーよ,行くかっつーの」

しかし一度言ってしまった言葉を息子は忘れません。あたまの中はもうトーマスランド・モードに

すっかりなってしまいました。

「いきたい,いきたい,ゼッタイにいくぅー!」と,のたまいます。

幼児のそんな無垢な願いを無視してこの非情な父親は結局どこへ向かったかと言いますと

「富士桜高原ビール」のレストラン兼製造工場であります。ここは富士スバルライン沿いにあり

この道はまっすぐ富士山五合目に通じています。富士山直下でビール造りにはこれ以上無い位の

立地条件。うまい水と空気,これですよビールは。このビールは富士の湧き水を使用している

との触れ込み。なんかそれだけでもご利益高そうな気がします。

しかしこんな場所によくこれ程の土地を確保できたものと思います。恐らく敷地の直ぐお隣は

もう国立公園,もしくは国定保護区になっている事でしょう。

時間はお昼前の11時30分まえ。半になるとレストランが開きます。それを待って入ったのですが

ランチは1450円のバイキングのみで,アラカルトは2時半以降だけと。テーブル席の大半は

団体さん向けに最初から仕切られてます。多分お昼過ぎには観光バスの団体さんが大勢来るので

しょう。効率よく捌くにはブュッフェ・スタイルでやるしかない。まぁ,それは判ります。

しかしこのバイキング,どう見ても値に釣り合わないショボさ。品数こそあれよ,印象は・・・

都心のホテルでよくあるランチ・バイキングのあんばい。「なんか旨くなさそうぉ・・・」。

ならば狙いは最初からそれだけだ,と思ってビールだけ注文しようとしたら・・・・

「お飲み物だけのご注文は承っておりません。」と言う,まことお上品な受け答え。

ああそうですか,それはどうも。   ちぇっ,一杯飲んだら帰るぜ,長居は無用なのになぁ・・

なんて思ったって,向こうサン方は顧客単価の低いヤツにテーブル取られるのは「採算に合わない」

と信じているのだからしょうがありません。

仕方ないので売店でビール1本買って退散です。それが上の写真のモノ。

これは国内クラフト・ビールの中じゃ,バイツェンとしてはとても評価の高い一品です。

で,飲んでみました。まず最初に,栓を開けグラスに注ぐとバイツェン酵母特有のバナナ様の

香りが高く放たれて来ます。とてもいい匂いです。口に含むとその濃厚な匂いとは裏腹に

割りと軽やかなボディーです。炭酸はキメが細かいのですが,小さい気泡が舌先をくすぐったい

くらいの感じで攻撃してきます。この辺はやっぱ水の違いが出ているのでしょうか?

印象としては,「爽やか」。それに尽きます。夏のバイツェン・ビールですね。多分タップから

注いだ生を頂けば,また印象が違ったんでしょうね。それだけにレストランの一件は残念でした。



ああ,しかし・・・・PCもうダメでんがな。フリーズの繰り返し。その度に強制終了かけて

それまでの打ち込んだデータ全部台無し。やってられねぇぜ,まったくぅ・・・・。

そろそろ買い替え時。でもどうする先立つものがぁぁぁぁ・・・・・・・  おしまい


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Posted by Brewman at 15:46│Comments(0)ビール
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