2010年12月24日

ブッシュ・ド・ノエル

ブッシュ・ド・ノエル

知人宅に食事にお呼ばれしたので,作ってみましたのがこれ,ブッシュ・ド・ノエル。

去年のこの時期,初めて挑戦してみたのですが,わたしロールケーキ自体が初体験だったので

その時は薄焼きスポンジ・ケーキを巻く時点で滑ってしまいました。上手くロール上に

ならないで,ケーキは殆ど崩壊し,何とか苦労してクッキング・シートで丸め込んで固め

上に生クリームで厚手の化粧を施し誤魔化しました。

まぁそれからすれば,上出来ですよ今年は。有名パティシエばりの飾り付けは出来ませんが

欲張って墓穴を掘るよりは,この程度で・・・・・・・・・。

なかなかウマカッタですよ,ええ。

ブッシュ・ド・ノエル

こんな立派なロースと・チキンが出て来てご馳走になりました。鶏さんのお腹の中にはひき肉や

野菜を炒めたものが詰められています。最初3時間もせいろで火を通し,その後高圧スチーム

機能の付いたオーブンと通常のオーブンで格15分ずつ入れて完成させたの事。随分手が掛かって

います。
ブッシュ・ド・ノエル

ちょっと恥ずかしポーズからのショット。中までちゃんと焼けてて,皮目はパリッと香ばしくって

ウマカッタです。グレービー・ソースの代わりにリンゴをこれも蒸したのでしょうか?滑らかで

甘目のソースが添えられてました。ベーコンに巻いたドライ・プルーンが意外にも美味しかった。

ブッシュ・ド・ノエル

これは「タマール」と言う南米料理です。原料はトウモロコシをすり潰した物で,その他はよくは

判らないのですが,バナナの皮に包まれた状態で蒸して食べる,南米のチマキですね。

恐らく元々はインディオたちの日常の食べ物だったんでしょう。同じモンゴロイドなので

どこかで衣食住が似るのか,はてまた遠い遠い時代より伝え続けられてきたのか・・・・・・。

主原料のトウモロコシは日本で主流になってるスイート・コーンなどとはまるで違う

素朴な味わいの物で,粒ひとつが人差し指の爪位の大きさがあります。

これはほんのりとバナナの香りが移っていて,素朴な味わいにも拘らず,味わい深く

旅先の毎日の主食に出て来ても,なんの文句もないだろうな,なんて思わせる一品でした。

ブッシュ・ド・ノエル

こちらは南米の人たちがクリスマス・シーズンになると必ず食べるスイーツだそうです。

「パネトーネ」と言うものだそうで,感じとしてはパンとケーキの中間のようなもの。

ドライフルーツとナッツが中に入っていて,甘味も控えめなので,朝食でもイケそうです。

実際今朝食べちゃった・・。クリスマス・ディナーでこってり食った後のデザートとして

向いてると思いました。食感がふんわりで,適度にしっとり。いい感じです。



ブッシュ・ド・ノエル

         小人のサンタさんたちがひと言申したいそうです,ではどうぞ・・・・・・・・

             
                   「メリークリスマス! よい晩を」


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Posted by Brewman at 15:09│Comments(0)スイーツ
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