2010年12月03日
干し柿づくり
干し柿を作ってみました。
作り方はいったて簡単。
渋柿のヘタを残して皮を
剥いて,ヘタに残した
切って詰めた枝の部分に
紐をくくって吊るす・・・・
それだけです。
くくって吊るす間隔は
柿同士が触れないように。
くっ付いて隠れた部分があると,そこから傷んでしまいます。
吊るす場所は軒下とかがやっぱ一番だけど,今時庇があって縁側があって・・なんて家は珍しく
なりましたね。だから我が家では物干し竿に吊るしてます。でもこれじゃあ洗濯物とか布団とか
干せないじゃないの。 まぁその時は,ハンガーラックとか使って一時避難させましょう。
このような状態で約一ヶ月放置しますと,ビックリするくらい痩せしぼんでしまいます。
そうなったら次は揉み込みの段階です。その頃になれば皮を剥いた表面は新たな表皮のように
なってて,けっこう固く頑丈になってますので,割と乱暴に揉みしだいでも大丈夫。
何故にこの揉み込みをするかと言えば,それによって中の果肉が均一の状態に出来るからです。
場所によって乾き過ぎて固かったり,逆に柔かったりするのが無くなり,食感が向上します。
それと気になるようだったら,この時にタネを捻り出しておきます。皮に穴が開くけど
最初の揉み込み時なら,その後またふさがります。まぁ売り物で無いので気にしなくとも。
こうして時々気が付いた時に揉んでやって,好みの硬さ加減になった時に紐から切り離して
おやつにしてやればいいのです。その時々味が変わって行くのを楽しめます。
気を付けるのは雨。実は昨日からの暴風雨に当ててしまいました。ちょっと心配。
しかしまぁ,午後はこうして快晴になったから大丈夫かな・・・・と。
それと最もは野鳥ですね。干し柿には渋柿を使いますが,渋柿は実に渋みの成分があるだけで
実は甘柿と同じ様に最初から甘味があるのですね。それが干される事により渋み成分が分解され
甘さのみが残るのです。それと干された分,糖度が濃縮されるので,とても甘く甘くなるのですね。
当然そうしたら動物たちだって狙ってくるでしょう。何年か前など,家内で吊るしていた干し柿を
狙ってムクドリだかヒヨドリだかが侵入して来た位でした。用心深い野鳥が人家に入って来る
程なのだから,よっぽど甘そうに映ったのでしょう。あれにはビックリしました。
今年は普段収穫させてもらっているお宅の柿木に一つも実が生りませんでした。
周辺のその他の柿木もそうです。 一体どうしたって言うのでしょう・・・・・?
仕方なく今回はお金を出して買ってきた物で作りました。なのでさすがに売り物・・・
型がいいのばかりです。
この夏は猛暑でしたし,残暑も長く続きました。その後は秋らしい気候も直ぐに終わり
気が付いたら初冬になってしまいました。そんな季節の移ろい方が柿の実の不作を
作ったのでしょうか。 今後は貰うばかりでなく,剪定や肥料の施しなどもやってみましょうか。
Posted by Brewman at 14:29│Comments(0)
│スイーツ
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