2010年10月07日

腸詰

腸詰

これは何かと申しますと,羊の腸です。これでソーセージを作ります。この中に具を詰めていき

適当に縛ると生ソーセージの出来上がりです。その後それをどうするかはまちまちです。

スモークに掛け,その後60~70℃の湯に30分ほどつけ低温殺菌するのがポピュラーなやり方

でしょうか。ドイツでよく食べられるバイスブルストと言う白ソーセージなどは湯での低温

殺菌のみです。その他,徹底的に燻製に掛け水分を飛ばしてしまい,硬い干し肉様にしたりと

まあやり方はこれと言った決まりはありません。

腸詰

これが羊の腸に内容物を詰めた後です,なんか巨大に生長してしまって捕獲された

サナダムシみたいです。正に生々しい・・・・・。

具の材料は豚のばら肉を使いました。ホントは赤身を主体に,それに背油を加えるのですが

一種類の肉で用が済むので適当になりました。その他には,玉ねぎ・茹でて裏ごししたにんにく

お手製の水飴(これが上手く行ったと思って冷ましてたら後でヘンな塊になってた)・それにスパ

イス各種(塩コショウにナツメグ・パプリカなど)。スパイスは抑え気味にしないと,これか後で

けっこうきつくなって台無しになりかねません。

こうした内容物を氷水と一緒にフードプロセッサーに掛けて練りが出るまで撹拌します。

混ぜ具合は好みなんですが,あら引きが好みだと言って撹拌が足りないと,出来上がった

ソーセージは肉汁はよく出るものの,肉質がボソボソした感じになり旨くありません。

私も毎回材料の具合や撹拌の加減を調整しますが,満足したものがなかなか出来ませんね。

挑戦あるのみ,です。 まぁプロに習うのが一番早いのですが。

腸詰

出来上がりをこうして影干しにしてしばらく乾燥します。その後調理して食べられる

ようにします。今回は低温でボイルして一旦冷まし,翌朝フライパンで焼いて食べました。

食感はいい具合になりました。水分と撹拌の具合が割りと良かったようです。

しかし,甘すぎたぁぁぁ・・・・・! まるでスイーツみたいな甘さ。水飴が多すぎです。

これさえ適当なら及第点だったのですがねぇ。

ま,しょせん素人の戯れ事です。また次回再挑戦かな。




同じカテゴリー(グルメ)の記事画像
カップレーゼ
牛肉生春巻きまき
手作り餃子
イタリアンバールで飲んだ暮れ,食い倒れ・・・
吉野葛
自家製サラミⅡ
同じカテゴリー(グルメ)の記事
 カップレーゼ (2011-09-26 15:12)
 牛肉生春巻きまき (2011-09-20 15:24)
 手作り餃子 (2011-09-02 10:31)
 イタリアンバールで飲んだ暮れ,食い倒れ・・・ (2011-06-27 16:44)
 吉野葛 (2011-05-12 11:38)
 自家製サラミⅡ (2011-04-09 10:05)

Posted by Brewman at 16:23│Comments(0)グルメ
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。