2010年07月16日
新事実発覚
非常に由々しき新事実が発覚いたしました。それと言いますのも,実はです・・・・・・・
もう一年余りにも渡って金魚の水槽で飼っていた,「タニシ」と思っていた生き物は
ホントは「サカマキガイ」と言うスネール(繁殖力の強い巻貝の総称)の一種だったのです!
ガァッーン・・・・・,ああなんてこった? 勘違いもいいとこ,でも水槽生物マニアの間では
常識も常識。そんなことゼンゼン知らなかったぁぁぁぁぁ・・・・。
よくよく調べて見ますと,タニシはけして卵を水草等に産み付ける事はなく,卵胎生であります。
つまり雌の体内で卵を孵し,五月から七月の間に一度に数個から10個ていど生み出すのです。
それに対しサカマキガイは,雌雄で交接もするのですが,単独での自家受精が出来て
ひとつの固体が雄にも雌にもなるそうです。なので水槽の中に一匹でもいれば繁殖は可能で
ほって置くとあっという間にこの貝だらけ・・・なんて事にもなるそうです。
タニシと同じように水槽の底に溜まった金魚などの排泄物や食べ残しをあさったり
水槽壁面の掃除もするようですが,あまりに多くなると水草を食い荒らし,不味い事に
水質を極端にアルカリ性に傾け,水槽にいる他の生き物を弱らせる・・だそうです。
ああナルホド,どうりで最近金魚に元気がなくなって来たワケだった・・・・・。
こいつらは北米原産の外来種で,水草にくっ付いて来て世界中で繁殖しているようです。
水質の悪い所でも生息でき,乾燥にも強い。生き物の死骸にも取り付き餌にします。
どこでも生きていけるヤツ・・・。なんか逞しくって羨ましい気もします。
問題は今後どうするか・・・・? です。繁殖させてしまったのは我が家なので責任も
感じますが,このまま金魚と同居させ続けるわけにもいかないし,かと言ってどちらかと言えば
迷惑外来種なので外に逃がすわけにも行きますまい。
さて,連休前に困った問題が持ち上がったモンでありますなぁ・・・・・・・・・
Posted by Brewman at 16:09│Comments(0)
│おちゃらけ
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