ヨコハマ　ハリ・マッサージ　アベニュー

伊豆は函南町でイチゴ狩りをしました。知人宅を車で出て余りあてどなく走ってて

「ああそう言えばあの辺りにあったっけ」なんて感じで行き当たった所がここでした。



「NＰO法人自然と共生を考える会」さんでした。お世話になります。名前を見るとなんか構えて

しまいそうですが，見たところこの函南町にある普通のイチゴ農家さんです。

むしろ一応看板は出てたもの「ほんとにイチゴ狩り出来るの？」って感じの普通さです。

ハウスのそばにいる奥さんに尋ねると　「今年は不作であまり出来が良くなく今は小粒のイチゴしか

ないけど，それでよければどうぞ」との事。ふたつ返事でお願いしました。

この日は午前中まだちょっと肌寒かったけど，いちごハウスに入ると30℃以上で蒸せるようだった

けど奥さんがハウスの側面を開けて風通しをしてくれたのでその後は快適でした。なんかとても

親切です。しかもイチゴの粒が小さくて気の毒に思ったのか料金は半分にしてくれると言います。



確かにざっと眺めると実はたくさん付いているものイチゴの粒の大半は小さくまだ青いものも

目立ちます。しかしお客は我々だけ。よく探せば食べれる実は充分あります。

そして適当につまんで頂いたコンデンスミルクにつけて口に運ぶと，これがとても甘く香りもよし

なかなかどうして，申し分のない苺です。何年か前に入ったイチゴ狩りのハウスの味とは違います。

そして畝と畝のあいだを小さいカエルさんたちがぴょんぴょん跳ね回ってて息子は大喜び。

アレ，なんか明らかに様子が違うぞぉぉ・・・っと思ってたら理由が判明しまた。

ハウスの奥さんに訊くと，ここは無農薬有機栽培をしていて肥料にはEM菌を使ってイチゴを

育てているとの事。ああナルホド，それで美味かったし虫を追って蛙もたくさん飛び回っていた訳だ。

都会人の勝手で農家さんの苦労も知らず有機農法を信望するのは無責任かも知れません。

しかしこうして出会えば味の違いはハッキリしているし，長い目で見れば消費者のみならず

生産者の健康にも土壌保全の観点からもいい事は疑いありません。要は我々が現代の飽食を

少し改めればいいんじゃないかと，つい思ってしまいます。

大変満足のイチゴ狩りでしたが，奥さん帰り際になりやはり有機農法で作ったと言うネギと

人参に大根，それにきのう山から取って来た竹の子をくださいました。感謝かんしゃ・・・


　　　　タケノコ３兄弟でぇ～す。ぼくたちこれからお風呂に入って，やっこくしてもらいまぁース。


さてどうやって料理してやろうかぁぁ・・・やっぱイタリアン・・アレれれれ？タコないぞぉぉぉ